インタビュー 経験者 INTERVIEWS

  • 〈当院経験年数〉 1年
  • 〈資格キャリア年数〉 14年

池上総合病院を選んだ理由、これまでの経歴を教えてください。

OTとして働いてきたなかで、これまでは知識や技術を身につけることに重点を置いていたのですが、結婚して家族の介護などもあり、生活基盤を整えながら働きやすいところで仕事をしたいと考えるようになりました。
そのときに、前の職場で一緒だった知り合いが当院で働いて紹介されたのがきっかけです。

元々、介護老人保健施設(老健)で長く働いた後に、回復期の病院に勤めていました。
そこではケアマネジャーさんと家屋評価に行くことがあり、OTとして介護保険の分野についてもっと知識をつけたほうが円滑にリハビリや退院支援が進むだろうと思い、ケアマネの資格を取りました。患者さんが今後転院する施設や使うであろうサービスのことがわかるようになったので、この場面でこういう能力が必要になるだろうとリハビリにおいてもその先のゴールを想像しやすくなりました。


OTとして働くなかで今の職場の強みはなんですか。

OTだと脳血管疾患の患者さんを担当することが多いと思いますが、当院では心臓リハビリテーション(心リハ)チームも活動しています。心疾患を持っていて、脳血管疾患を合併しているようなケースも多いので、そこに対するリハビリの経験が積めるのは強みだと感じます。
また、コロナ禍でカンファレンスに参加できる人数は決められていますが、医師や看護師、他の職種と連携する場面も多いです。

今後はOTの人数も増やしていき、急性期と回復期の経験も積んでいけるようになると思います。
基本的に担当制ではありますが、チームでみている病棟もあり、相談しながらできることも多いです。急性期は病態の変化やリスク管理に注意しながら、短期間のなかでも回復期に繋げるまでのリハビリをメインに行い、回復期は長く患者さんと関わることができてリハビリの時間や回数も多くとれます。
急性期や回復期に特化するより、自分が興味のある分野、合っている分野はこれかなと考えながら、いろんな勉強をしたいと思う人に当院の環境はマッチすると思います。


職場の良さ、働きやすさはどんなところですか。

スタッフがなるべく定時に帰れるように、上司が調整してくれていて休みも取りやすいです。前の職場のように日々つらいとか、ストレスがたまり続けるようなことは減りました。
また、それぞれスタッフのやりたいことを尊重していく雰囲気があり、トップのリハビリ手技に倣ったり、上から押し付けられたりするような教育ではなく、自分たちで学びたいことを勉強していく人が多いです。


今後力を入れていきたいこと、目標はなんですか。

回復期リハビリテーション病棟(回復期病棟)が開設されたらその立ち上げの担当をする予定です。まずは回復期病棟がスムーズに稼働するように、頑張っていきたい気持ちが一番です。
急性期病棟からは環境が変わりますが、自分の生活基盤は整えつつ、自分の経験や資格を活かして働いていきたいです。


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